なんか
タイトル決めるときに
東京にこの本がなくて
実家に持ち帰ってきてたため
うろ覚えでつけたんだが
今回読み返してみたら
微妙に違ってた。


「ついた」じゃなくて「入った」だった…。


セリーヌなしくずしの死〈上〉 (河出文庫)』高坂和彦訳, 河出書房新社<文庫>, 2002, pp.18-19.

やっと姪が帰ってきた、いつもよりうんと遅く。彼女のお尻ときたら! これぞおいどのスキャンダル……
スカートは細かいプリーツ入り……くっきりそいつが飛び出すように。割れ目の入ったアコーデオン。
まる見えだ。あぶれ者たちはやけくそだ、飢えてるんだが、誘うには文なしときてる……
そこで当たって砕けろとばかりに吐きかける。《おまえのをやらせろよ!》……まっこうからだ。
歩廊の隅で、空しく一物をおっ立てて。ちょっとばかり格好のいいあんちゃんどもは、
この連中は分け前にあずかる資格がある、連中にとっちゃ人生はバラ色ってもんだ。