読んだ

涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)

ライブアライブ」「朝比奈ミクルの冒険」「ヒトメボレLOVER」「猫はどこへ行った?」「朝比奈みくるの憂鬱」収録。
おもしい。

「彼はわたしを見ていたのではない」
論文を読むような口調で、
「彼が見ていたのは、わたしではなく情報統合思念体
俺は黙って聞いている。長門は同じ声で続けた。
〔……〕
「中河はそれを恋だか愛だかと錯覚したんだな」
「そう」
「お前は……あいつのその感情を修正したんだ。アメフトの試合中だな」
うなずきを返すザンバラなおかっぱ頭。
「彼が持っていた能力を解析し、消去した」


(pp.182-183)


あと
ライブアライブ」は例の学園祭での演奏。
やはり、何度みてもむずがゆくなる。
家族そろってテレビ見てるときにエロいシーンが流れたときみたいな(や、それは褒めすぎだな…)。

もう10年くらいに前になると思うが、エレカシが「ガストロンジャー」ってシングルを出して
そのときのロキノンスヌーザーの論争を思い出した。


なんつうか
つくる側(と、受け取る側)の「どうだ!みたか!」みたいな勝った感というか
してやった感というか、はしゃぎっぷりというか、そういうのが透けてみえて
こっちとしては薄ら寒いかんじ(や、それは貶しすぎだな…)。