メモ

『国家とはなにか』

『国家とはなにか』


要するに、国家がまずあるのではなく、暴力の行使が国家に先行するのだ。あらかじめ存在する国家が、あらかじめ合法化された暴力を独占化すると考えてはならない。そうではなく、暴力のヘゲモニー争いに勝利しているという事態が国家を構成していると考えなくてはならない。
(p.38)